2ピースボールバルブのボディは、本体とエンドキャップ一つの組み合わせです。部品が少なく構造が単純で、3ピースよりコストを抑えられます。向いているのはねじ込みで据え付け、ラインに付けたままの整備を前提としない場所です。整備が要るときは丸ごと交換したほうが、分解して組み直すより割安になることがほとんどです。
このシリーズは T ハンドル(1/2〜1インチ)とレバーハンドル(1/2〜2インチ)の二通りを用意しています。T ハンドルは狭い場所や、誤操作を避けたい場所に向きます。レバーハンドルは軽い力で開閉でき、口径が大きい場合や開閉頻度が高い場合に適します。
本体は CF8M(AISI 316、EN 1.4408)と CF8(AISI 304、EN 1.4308)から選べます。ASTM A351 では CF8M にモリブデン 2.0〜3.0%、CF8 には 0.50% の上限が定められており、この差が塩化物による孔食への強さを決めます。塩素やグリコールを含む環境では CF8M を、一般の水や圧縮空気であれば CF8 で十分です。
2ピースと3ピースはどう選び分けますか。整備の考え方で決まります。丸ごと交換する前提、ねじ込み据付、コスト重視なら2ピースです。シートをその場で交換したい、溶接で据え付ける、取り外しにくい場所にある、という場合は3ピースです。
T ハンドルとレバーハンドルの違いは何ですか。T ハンドルは小さくまとまるので、場所が狭い場合や誤操作のリスクを下げたい場合に向きます。このシリーズでは 1/2〜1インチでご用意しています。レバーハンドルは軽く開閉でき、弁の開閉状態がひと目で分かります。1/2〜3インチでご用意しています。
フルボアとレデューストボアはどちらを選ぶべきですか。フルボアは内径が配管と同じなので圧力損失が最も小さく、ポンプの揚程に余裕がない配管や、ピグを通す配管に向きます。レデューストボアは小型で安価なので、圧力損失が問題にならない遮断用途に適します。
OEM と特注について このページに載せているのは標準品の仕様です。OEM やプライベートラベルの案件では、端部形状、シート材質、ブランド表示などがこの範囲を超えることがよくあります。ステンレスボールバルブの OEM 製造のページに生産能力、検査、認証をまとめています。あるいは図面を送ってお見積り。
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技術チームがご指定の仕様どおりにバルブを設計・製造します。