2ピース ダイレクトマウント ボールバルブ

種別
2ピース・ダイレクトマウント(ISO 5211)
サイズ
1/4"〜3"(DN8〜DN80)
圧力
1000 WOG(63 BAR)— 1/4"〜2"
800 WOG(55 BAR)— 2-1/2"〜3"
ボア
全流 & 縮径
材質
AISI 316 (EN10213 1.4408 / ASTM A351-CF8M)
接続
NPT / PT

部品と材質

ボディ
ステンレス CF8M
ボール
ステンレス CF8M
エンドキャップ
ステンレス CF8M
シート
PTFE + 15% ガラス繊維
ボディシール
PTFE
ステム
ステンレス SS316
ステム O リング
バイトン
パッキンフォロワ
PTFE + 25% ガラス繊維
皿ばね座金
SUS301
ハンドル
ステンレス SS304
ロック金具
ステンレス SS304(オプション)

ダイレクトマウントが解決すること

手動ボールバルブをアクチュエータ駆動に変えるには、間に部品が二つ要ります。ブラケットでアクチュエータをバルブの上に架け、カップリングでアクチュエータの角軸をバルブのステムにつなぐ——どちらも外部調達品で、寸法が合っているか、同心が出ているかが、そのままステムの受ける横荷重を決めます。芯がずれていても短期では分かりません。長い目で見ると、ステムの偏摩耗とパッキンからのにじみになって現れます。

本シリーズの取付パッドはボディに一体鋳造されており、穴配置は ISO 5211、ステム端は標準の角頭です。アクチュエータを直接ねじ止めでき、間に変換部品が入りません。部品が二つ減れば、公差の積み上がる箇所が二つ減り、管理する品番も二つ減ります。

取付パッドの寸法

  • DN8〜DN32(1/4"〜1-1/4"):F03 / F05 の二重穴配置、ボルト穴ピッチ円 36 mm と 50 mm
  • DN40〜DN50(1-1/2"〜2"):F05 / F07、ボルト穴ピッチ円 50 mm と 70 mm
  • DN65〜DN80(2-1/2"〜3"):F07 / F10、ボルト穴ピッチ円 70 mm と 102 mm

アクチュエータの選定では口径ではなくこの記号で照合してください。同じ口径でもメーカーによって対応する ISO 記号は異なります。

全流と縮径

本シリーズは全流と縮径の両方を用意しています。全流はボール穴が管内径と同じで、圧力損失が直管に近くなります。回路が圧損に敏感な場合やピグ通しが必要な場合はこちらです。縮径は寸法が小さく、操作トルクもコストも下がるため、単純な遮断用途であれば十分です。両者で必要な駆動トルクが変わり、アクチュエータの選定に影響しますので、見積もり時にご指定ください。

パッキンの経時変化

ステムパッキンは皿ばね座金(SUS301)で押さえています。開閉を繰り返したり温度が上下したりすると、パッキンは徐々に緩みます。皿ばねはこの緩みを吸収し、締付力が時間とともに失われないようにします。

これは駆動型で特に重要です。手動弁なら回したときにステムの緩みが手に伝わりますが、アクチュエータは何も伝えてくれません。気づいたときにはすでに漏れ始めているのが通例です。

ブローアウトプルーフステムとロック

ステムはボディの内側から組み込み、段付き部で受けています。グランドが完全に緩んでも管内圧力で押し出されることはありません。全開または全閉位置で施錠するロック金具(SS304、オプション)も追加できます。

主な用途

  • 遠隔操作や自動開閉が必要なプロセス・ユーティリティ配管
  • データセンター冷却水回路の遮断と切り替え
  • 圧縮空気、窒素の自動供給区間
  • まず手動で納入し、後日駆動型に変更する計画のライン

よくある質問 FAQ

一般的な2ピースボールバルブとの違いは何ですか。
取付パッドの有無です。一般形はブラケットとカップリングを別途用意しないとアクチュエータを付けられません。本シリーズは ISO 5211 パッドをボディに一体鋳造しているため直付けできます。手動操作のみと決まっているなら、一般形のほうが安価です。

アクチュエータなしでバルブ単体を購入できますか。
できます。パッドはボディの一部です。手動仕様ではハンドルを付けて出荷し、後から駆動型にする際もバルブを交換する必要はありません。

どのアクチュエータを付けたいか、どう伝えればよいですか。
アクチュエータの ISO 5211 記号(F03 / F05 / F07)と角軸寸法、または型番をお知らせください。パッドの穴配置とステム端が合うかを確認してご回答します。

OEM と特注について このページに載せているのは標準品の仕様です。OEM やプライベートラベルの案件では、端部形状、シート材質、ブランド表示などがこの範囲を超えることがよくあります。ステンレスボールバルブの OEM 製造のページに生産能力、検査、認証をまとめています。あるいは図面を送ってお見積り

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